スマホなどから、インターネットを通じて、お金を賭ける「オンラインカジノ」に熱中する人が増え、依存症の問題が発生しています。止めようとしても、なかなか止められない。ギャンブルのために借金をしてしまい、返済できる額をはるかに越えてしまった。こういった状態になると、間違いなくギャンブル依存症ですが、決して克服ができないわけではありません。今回はギャンブル依存症とはどんなものかご紹介していきたいと思います。
ギャンブル依存症とは?
ギャンブルが止められないメカニズムは、アルコール依存症や薬物依存症と似ている点が多いことがわかってきました。症状としては、
- ギャンブルにのめり込む
- 興奮を求めて掛金が増えていく
- ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
- ギャンブルをしないと落ち着かない
- 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
- ギャンブルのことで、嘘をついたり借金したりする
といったものが特徴的です。オンラインカジノには、中毒性があります。ギャンブル依存症に注意しながら、楽しみましょう!
ギャンブル依存症の原因は?
ギャンブルをする人は、誰でもギャンブル依存症になりえます。ギャンブル依存症なりやすい人としては、若い人、男性、ストレスへの対処がうまくない人、ギャンブルが身近にある環境の人などが指摘されています。
- 趣味がなく、友達があまりいない
- 一発当てて金持ちになりたいと思っている
- 負けず嫌いの性格
- 現実から目をそらしたい人
- 遊びが下手で真面目な性格
こういった人もギャンブルで得られる快感にハマってしまい、抜け出せなくなってしまう傾向にあります。
ギャンブル依存症の解決方法
ギャンブル依存症の方は、ギャンブルを生活の中のひとつとして捉えており、借金をしてでもギャンブルをすることが止められないのです。自分が病気だと自覚して、日常生活の改善が必要になります。
月の支出を明確にする
自分が毎月いくらのお金をギャンブルで使っているのかを把握すれば、ギャンブル依存症は克服できるかもしれません。収入のほとんどをギャンブル使っていることが分かれば、ギャンブルをするのが馬鹿らしくなるからです。オンラインカジノに月にいくら使っているか分からないなら、一度支出を確認してみてください。
責任あるギャンブル機能を利用する
オンラインカジノでは、「責任あるギャンブル」ページにて様々な制限ツールを用意しています。これらの制限機能は、自身のアカウント上から設定することができ、大変便利です。例えば、自己規制(自己排除)では、プレイヤー自身の判断でアカウントの利用停止期間を設定できます。期間指定または永久的(無期限)に停止することが可能です。他にも、入金リミットや損失額リミット、プレイ時間制限などを設定することができます。
他に打ち込めることを探す
仕事に役立つ資格、近くのジムや英会話など、他に熱を注げる何かを見つけましょう。そうすることで、ギャンブルに費やす時間が少なくなるため、自然にギャンブル依存症 克服できます。
カウンセリングを受ける
ギャンブル依存症の治療には、ときにカウンセリングも必要となるでしょう。ギャンブルのことを考え、眠れない時は睡眠薬が投与されます。うつ状態であれば、安定剤や抗不安剤などが投与されます。
自助グループへの定期参加
ギャンブル依存症を治療するための自助グループへ定期的な参加は、カウンセリングや薬物治療と同時に行う必要があります。正しい治療を行えば、正常な状態に回復させることは可能です。
最後に
一般のギャンブルと同様、ご自身の収入や財産からお金を賭けて遊ぶオンラインカジノは、勝てば高い報酬を伴う可能性もありますが、それに伴いリスクも高くなります。金銭管理をはじめ、今回ご紹介した解決方法でギャンブルをしたい気持ちを抑えることができるでしょう。これらのことを頭に入れて、責任あるギャンブルをしましょう!